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同人ゲームサークル「飛翔システム」の開発情報日記です。
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東京ゲームショウ2013とINDIE STREAMに行って来ました。
実ははじめてのTGSということで、記憶がはっきりしてるうちに
忘備録的に感想を書いてみたいと思います。


■過去最高の来場者数のTGS

PSブース 
写真:一番スペースが大きかったSONYブース

そもそも僕がTGSに行ってみようと思ったのは
あとはTGSで開催されたインディーズゲームフェス2013
見に行きたかったのと、INDIE STREAMという
「小規模開発のゲームの輪を広げよう」的なイベントに
参加することが目的でした。

最初は、ネットで何でもすぐ情報が公開される時代にゲームのイベントに
そんなに人は来ないんじゃないかな~と気楽に構えていたのですが、
いざ行ってみたら人、人、人で何処もかしこも行列だらけ。
後で聞いてみれば過去最高の来場者数だったとか。ウヒー。
そりゃPS4やXBOX ONEがもうすぐ出る上に、今大人気のスマホゲームが
大量に展示されるとなればみんな来ちゃうものなんですね。


■ゲームプラットフォームの多様化



写真:とにかく大量展示のスマホゲームブース

今回一番人気があったのはPS4の発売を控えるSONYブースだったのですが
スマホゲームブースもかなり盛況な印象を受けました。
昔はTVゲームと言ったらアーケードか据え置きハードのゲームくらいだったのが
今ではPCゲーム、ブラウザゲーム、スマホゲームなど多種多様になりました。

TGSを歩き回りながら、場所によってプラットフォームが移り変わっていく様子に
しみじみと時代の変化を感じていました。
今後も「腰をすえてガッツリプレイするゲーム」と
「移動時間などにすぐに始めてすぐに終われるゲーム」の2極化が
どんどん進んでいくのでしょうね。


写真:「日本ゲーム大賞2013フューチャー部門」を受賞したらしい閃の軌跡ブース
とりあえず人に頼まれてた「閃の軌跡」を試遊したらもらえるというグッズは
あまりの行列に心が折れて諦めました。すまぬ(_ _)


■未来のクリエイター達のレベルアップ



写真:クオリティの高い学生作品

ある程度一般ブースを眺めて周ったところで、
ゲームスクールゾーンに突入してみました。
そこには一昔前からは考えられない程レベルの高い作品が多数展示されていました。
制作ツールの進化や低価格化に加えてネット等ですぐに閲覧出来る技術ノウハウが
学生のレベルを引き上げていっているのでしょうか。



写真:本格的な筐体ゲームの展示も

もちろんゲームスクールコーナーということでいろんな学生作ゲームが
展示されていたのですが、PSmobileを使ったものや、Androidアプリなどに加えて
KINECTを使用した体感ゲーム、本格的な筐体ゲームなど、こちらも一昔前の
ゲームスクールでは考えられなかったようなものばかりでした。

後述のインディーズゲームと比較してもレベル変わらないような気がします。
むしろソフトウェアやハード面で学校の支援が得られたら、開発人数的にも
インディーズゲームより高レベルなものが作れるような気が・・・

ここまで作れるなら別に会社に就職しなくても、
「大手タイトルに関わりたい」とかではなく「ゲームが作りたい」だけなら、
自分達でインディーズゲーム会社起業して、スマホゲームとか作っちゃえば
いいような気がしてきます。

まあインディーズゲームというか同人ゲーム製作者の大半は
専門学校出身だと思いますし。(自分も含めて)


■海外からの来場者が目立ったインディーズゲームフェス2013

 
写真:海外のクリエイターによるインディーズゲームが多数展示

とりあえず物販コーナーに行って頼まれてたものだけは買っておこうと
スクエニの列にならび、うっかり会場限定と書かれた6500円の
雷電さんを購入してしまうくらい疲労した状態で最後に行ったのが、
今回のメインの目的の一つ(のはずだった)インディーズゲームフェスゾーン。

一般公開日はホールが隔離された場所にあって何処から行っていいかわからず、
スタッフに聞いても「たぶんそこから上に上がったら行けますよ」という言葉の
「たぶん」に引っかかりを覚えながら行ったら案の定行き止まりで、
そのスタッフすらも行き方を把握していないホールにようやく辿りついた頃には
もうHPは0でした。

とりあえずそこにはニコ生と連動したイベントステージと、インディーズゲームが
展示されたコーナーがありまして、日頃見ない海外製のインディーズゲームを
見たり触ったりしながら楽しんでおりました。

海外の人の発想と絵造りは独創性があって衝撃的ですらありました。
あとはステージで繰り広げられる”盛り上がりすぎてはいけない”ライブや
ゲーム大会?を観覧したりしてました。
※歓声やハンズアップ禁止らしい
とりあえず「黄昏のフロンティア」というサークル名の読み間違いに
一人でツボってました。

あとインディーズコーナの隣でやってた吉本のコスプレイベントの
カイジのクオリティが高すぎました。(どうてもいい情報)


■予想以上に壮大な話になっていたINDIE STREAM


写真:INDIE STREAMの会場でトークセッションを行った
世界を舞台に活躍するインディーズゲームクリエイターの方々

TGSの終了後に参加したのがINDIE STREAMという、
インディーズゲーム開発者向けパーティー。
目的としては、インディーズゲームの横の繋がりを広げて、
世界を舞台に活躍出来る様にしよう、ということらしいです。
それにSCEが協力して、ライセンスを持たない
インディーズゲームクリエイターの作品を日本のPS4でも
リリース出来るようにしようという目的もあるらしいです。
実際このパーティーはSCE関連のビルで行われて、会場にも
SCEの関係者の方々がいらっしゃっておりました。

実は飛翔システムも「マジカルバトルフェスタ」を海外でリリース出来るように
ローカライズの準備を進めている最中ですので、正にタイムリーなパーティーと
いうことで、いろんな人に挨拶テロを敢行しまくってきました。

とりあえず名刺と一緒に「マジカルバトルフェスタ」を配布したのですが
嬉しかったのはまさかと思う人達に「これ知っています」と言われたりしたことですね(^^)
がんばって作って良かったなと思います。

イベントの詳細は以下のレポートが詳しいです(丸投げ)

【Report】INDIE STREAM イベントレポート その1
【Report】INDIE STREAM イベントレポート その2

パーティー自体は楽しくて、話の内容も興味深かったのですが、
何というか話の内容が壮大すぎてちょっと心が追いついていないといいますが、
結局のところ、そういう話が進んでいるけど、自分達はどうしたいのかが
良くわからなくなった感もあります。


ちょっと思ったのは、この話が進んだら
商業とインディーズゲーム(同人)ゲームの境目が今よりも曖昧になるよなーと。
そもそもインディーズ(同人)ゲームの定義がふわふわしてるんですよね。
(インディーズ=同人じゃないという意見はここでは置いといて)

昔の感覚なら「会社で作ったら商業ゲーム」で片付きそうなんですけど、
今は会社で運営している同人ゲームサークルさんなんてたくさんありますし、
それだけで同人じゃないと定義付けしたら、大手ゲームサークルさんなんか
軒並みコミケに参加出来なくなりますからね~。
それにINDIE STREAMでトークしていた方々も法人なんですよねー。

とりあえず
「個人もしくは小規模の独立系ゲーム開発チームによってつくられたもの」が
インディーズゲームフェスの見解のようですけど(^^)


定義自体は重要じゃないのかもしれませんが、今後心配なのは、
コミケがこんな風に企業と連携して世界中に発信される作品を
果たして「同人」と見なしてくれるのかどうかですね。


議論の余地はたくさんあるかもしれませんが、
とりあえずこのイベントの個人的な解釈としては
「アイデアを以って大手ゲーム会社と対等の舞台で戦う意志が
ある人のために環境を整える」
ということだったのでしょうか。


自分達が作っているゲームのことを色んな人に知って欲しいというのは
みなさん共通の意識だと思いますし、モチベーションの一つでもあると思います。
開発方法を共有したり、販売方法の支援を受けたり…
アマチュアゲームクリエイターにはとてもおいしい話だと思います。


ただ、忘れてはいけないのは、「開発ツールや技術はあくまでも手段」であること、
また、「販売方法もあくまでも手段」であることを忘れずに、
自分達としては作りたいものを作るという意識をしっかり持って、
この流れにちょっと足を踏み入れてみたいと思います。


まとまりの無い長文ブログですみません(_ _)


長らくブログ放置すみません(_ _)

「マジカルバトルフェスタ・魔法少女☆星咲いおん」の完成版がリリースです!

8月12日 コミックマーケット84 シ-57a「飛翔システム」
8月13日 各ショップにて販売開始

ということで、是非宜しくお願いします!

一緒にミュージックCDの「ミュージックバトルフェスタ」も出ますので
そちらも是非!
ブログの方は最近は最新情報を掲載しないので
よろしければFACEBOOKかTwitterの方を見てくださいね。

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最近はTwitterとFacebookばかりでブログの更新が滞ってばかりですが
こちらでも冬コミのお知らせをしておきたいと思います。

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サインいただきました!こちらはコミケでのプレゼント企画を予定しています。
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